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2007年03月15日
秒速5センチメートル/FROGMAN
――世界に誇る日本のアニメーションについて言える二、三の事柄
「秒速5センチメートル」監督:新海誠
とても切ない作品に出会った。
まずはこちらの予告編、特に第2弾を観て頂きたい。
http://5cm.yahoo.co.jp/teaser/index.html(~2007/6/30)
劇場版では3部構成ながら計60minと短い。
その為いい意味で物足りないくらいだった。新海作品をもっと観たくなった。
美麗な絵とテンポのいい会話、
情景描写の多いナレーション、
切ないピアノとストーリー展開。
主題歌が山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」
とくれば琴線に触れないわけがない。
既にヒットを飛ばしている新海誠氏は2002年に公開した『ほしのこえ』などで、
監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどの作業を一人でこなしている。
それを可能にしているのが普通のPCとちょっとしたソフトウェアだ。
あの緻密な背景はなんとAdobe Photoshopを使っているのだとか。
Photoshopとは簡単に言うと画像を加工するソフト。
つまり実際の風景を写真に撮り、加工し、あのリアルな背景を生み出していたのだ。
効率的な手法で今までかかっていた時間と労力を縮小、というより省略。
これには驚いた。
+++
「FROGMAN」小野亮
もうとっくに有名な「FROG MAN」が完全にツボだ。
「FROG MAN」とは、株式会社蛙男商会の代表でCGクリエーターの小野亮氏のことである。
小野氏が制作しているのはFlashアニメーションと呼ばれる作品で、
Adobe Flashというソフトウェアで制作されるアニメーションだ。
一時期話題になった「のまネコ」もその一つで、
低予算で手間をかけず個人制作が可能なのが特徴である。
テンポの良さ、バカバカしさ、キャラクター、言葉のチョイス、オマージュの多用…
凝縮された面白さが今世界の注目を浴びつつある。
人気なのは前方後円墳が女子高生という「古墳ギャルのコッフィー」シリーズ、
そして代表作「鷹の爪」シリーズは劇場公開が決まっている。
脚本・監督・作画・声優などほとんどを「FROG MAN」1人で手がけている。
「蛙男商会」
http://www.kaeruotoko.com/
+++
お二方に共通して言える事、
それは可能な限り一人で製作しているということだ。
近頃思うのだが、独創的なモノを生み出す人はいつも一人である気がする。
多数決により独創性が次々と剥がし取られ中庸に向かう、なんて事もなく、
一人で思うままに具現化した方がスムーズで独創的なのだろう。
アニメーションを1人で作るなんて事は今まで不可能に近かった。
しかし今の時代はPCと簡単な機材やソフトでアニメーションのみならず、
音楽や映像も高いクオリティで製作出来てしまう。
一人ひとりが平等に発信出来るこの時代が、
才能を発見させやすくしてくれている。
そう考えていいのかもしれない。
+yousuke
http://www.tsc-live.com/
4/9(月)開催
T.S.C.3チケット先行予約、詳細はコチラ
http://www.astro-hall.com/yousukeito/
|パーマリンク
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